レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
プロフィール

まくり王

Author:まくり王
FC2ブログへようこそ!



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



訪問No.



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トラス橋の幾何学模様の美。JR中山川橋梁(西条市)
西条市の”牡丹のお寺”に行ったついでに、近くの中山川沿いをドライブした。

鉄橋が視界に入ってきた。何か懐かしい気のする、絵になる光景だ。歩いてそばまで行ってみた。
JR四国「中山川橋梁」という。
伊予小松-玉之江間の中山川に架かっている、4連のトラス橋だ。

  DSCF0507.jpg
三角形を組み合わせたトラス橋という形式で、専門的には、「下路平行弦プラットトラス橋」という。

トラス橋はその形状から様々に細分類される。大雑把に代表的なトラスを解説すると、横から見て中央部が「W」の斜材になっているのがワーレントラス、「V」の字になっているがプラットトラス、カタカナの「ハ」の字に見えるのがハウトラスという。
下の写真で中央部を見ていただくと、Vの字形に斜材が組んであるので、これがプラットトラスとわかる。(Vの中央に垂直材があるから、ちょっとわかりにくいかも)。

  DSCF0512.jpg
トラスに組んだ部分の下部を人や車が通れば、「下路」式、上部なら「上路」式といい、さらに下と上の材が平行なら平行弦、アーチのように曲がっていれば、曲弦。したがって、これらを合わせると、中山川橋梁は「下路平行弦プラットトラス橋」になるというわけだ。

1連の長さは46・9メートルで、これが4連で構成されている。

  DSCF0539.jpg
愛媛県の予讃線は、ざっと100年前の大正時代、東から西に向かって建設されてきた。

川之江から伊予西条までの”西条線”は、1921年(大正10年)6月に竣工。そのあとの”松山線”の西条-壬生川間は、加茂川(幅302メートル)と中山川(幅258メートル)の2つの鉄橋架設工事が最大の難関だった。
当時の鉄道工事費は、1キロメートル当たり平均12万円だったが、この鉄橋工事費は100メートルで15万円にも上った。
加茂川橋梁が1922年12月竣工、中山川橋梁は1923年(大正12年)4月末に完成し、この完成を待ちかねたかのように5月1日に壬生川間が開通した。そして、松山まで鉄路が延びたのは1927年(昭和2年)4月のことだった。

  DSCF0541.jpg
完成してから90年余も経つが、今も現役で活躍している。銘板も数か所確認できたが、残念ながら、どれもペンキが厚く塗られて判読できなかった。
なお、この中山川橋梁、加茂川橋梁の長さについては、資料によって諸説があるので、JR四国本社に問い合わせを行い、その回答の「中山川橋梁の長さは257・8メートル、加茂川橋梁は237・4メートル」を採用する。橋梁としては、中山川橋梁の方が長いとなっている。

参考文献:愛媛の国鉄50年の歩み(栗田繁光著)

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 愛媛県情報へ
にほんブログ村

愛媛県 ブログランキングへ


スポンサーサイト




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。