レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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四国最大級の茅葺庄屋屋敷「土居家」(野村町)
行けども行けども、狭い山道が続く。
遠い、実に辺鄙なところ、行くだけでも疲れてしまう。大変な苦労をする道のりだ。
それだからこそ、ここにたどり着き、巨大な茅葺屋根をみた感動はかけがえのないものがある。
西予市野村町惣川の「土居家」住宅だ。
茅葺木造民家として四国最大級の規模と歴史を持つ。往路苦労してでも見る値打ちは十分ある。

  DSCF2852.jpg
間口は、12間余(25メートル)、奥行き6間(12メートル)、高さ13メートル、建坪約91坪(300平方メートル)。
普通の茅葺民家の4倍はある代物。
とにかく屋根が大迫力、重さだけでも40トンもあるそうだ。
DSCF2860.jpg
軒を深く突き出して大屋根を構成する。これを「せがい造り」といい、豪農の家の象徴的な造り。
  DSCF2863.jpg
これが大黒柱。52センチ角、高さ10メートルの松の巨木が使われている。(下に白く写っているのはA4のノート)。

  DSCF2880.jpg
室内の全景。
  DSCF2868.jpg
床の間の座敷。宇和島藩お抱え絵師の手になる襖絵や畳1畳分もある一枚板に彫られた欄間も見どころ。

  DSCF2878.jpg
囲炉裏から、土間を写す。大きな釜は酒米を蒸すために使われた。最盛期には1日10俵も蒸したという。造り酒屋を営んでいた時の名残だ。

  DSCF2882.jpg
これが離れ。明治期の建築で、金閣寺を模したという。今は、ここが1日1組限定の宿泊棟となっている。

  DSCF2883.jpg
茶室。明治期にあったものを復元した。茶会や展示会などに使われている。

  DSCF2853.jpg
大正時代の蔵が修復されて、農村体験交流館に使われている。1階は、レストラン・喫茶、売店。2階は土居家の歴史などを展示している。
今の土居家は、母屋、離れ、茶室、蔵、庭園で構成されている。

惣川村の庄屋「土居家」の住宅は、文政10年(1827)の建築と伝えられる。昭和43年(1968)に野村町(現・西予市)の有形文化財に指定。平成10年(1998)に大規模な復元修理が行われ、今の姿となっている。

今、この地区は静かな山里で、人の姿も少ない。この地に立つと、なんでこのような豪勢な庄屋屋敷がここにあるのか不思議に思える。地区の人に聞くと、昔、この地は伊予と土佐を結ぶ街道の要衝として栄え、その庄屋・土居家は財力も豊かで、苗字帯刀を許されるほど地位も高かったといわれる。土居家住宅は地区の栄枯盛衰をじっと見続けてきたのだろう。

◆入館料無料◆休館日=月曜日(祝日や振り替え休日に当たる時は、その翌日)、年末年始
◆見学時間は午前9時から午後5時まで。
◆宿泊などのお問い合わせは、茅葺民家交流館「土居家」 電話0894-76-0636
【交通ガイド】松山自動車道「内子五十崎IC」「大洲IC」から鹿野川ダムを経由し、県道36号で惣川・大野が原方面に走る。ところどころに、土居家への案内標識が出ているが、狭い山道が多く、交通安全に注意が必要。パンフでは、内子五十崎ICから車で約70分、宇和ICから約80分となっているが、行かれる方はもう少し時間に余裕を持って立案を。
参考文献:「土居家」パンフレット、松山百点Vol.206「土居家」

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