レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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自然と調和したダイナミックな景観美、第二女夫岩橋(八幡浜)
八幡浜市から西予市宇和町へ向けて県道25号を走っていたら、ダイナミックな鉄道橋が見えてくる。
6連のコンクリートアーチが美しい、JR四国の第二女夫岩橋(だいに・めおといわばし)だ。

  DSCF3117.jpg
当時の国鉄予讃線の最後の未開通部分が、八幡浜ー卯之町間で、そのまた最後に完成したのがこの第二女夫岩橋。
昭和13年(1938)に夜昼トンネルが開通し、翌年八幡浜まで鉄路は延びていた。
一方、南からは宇和島ー卯之町間が昭和16年に開通しており、昭和14年に八幡浜から全線開通を目指して工事を開始した。途中で、太平洋戦争に伴う資材不足で工事がストップしたりしたが、米軍が四国南西部に上陸するとの情報があり、本土防衛の緊急課題として今度は開通へ向けて人海戦術で全力注入することになった。卯之町と八幡浜の双方からレールの敷設を始めて、この第二女夫岩橋(全長49・5メートル)でドッキングすることになった。

時に昭和20年(1945)6月20日開通式、予讃線全線開通の日でもあった。終戦まで2か月もなかった。

 DSCF3125.jpg
地区の象徴にもなっているアーチの鉄道橋。今、盛んに“景観美”がクローズアップされているが、昭和の橋梁設計者にもごく自然にこの景観に対する配慮がなされていたように思う。というのは、この橋の半径100メートル圏に3つの道路橋があるが、最も遠い双岩橋(桁橋)を除けば、県道25号に架かる夫婦橋や第二女夫岩橋とクロスするように架かっている女夫岩橋はともに充腹上路アーチ橋になっていて、アーチとアーチが美を競っている感じだ。
(手前のアーチ橋が県道に架かる夫婦橋=昭和51年10月完成=、向こう側に見えるのが第二女夫岩橋)

DSCF3110.jpg
橋のすぐそばの丘に奇岩が寄り添うように並列している、これを夫婦岩(めおといわ)といい、岩は、高さが11・5メートルと9・6メートルあり、注連縄が張られている。この一帯は公園化され、駐車場やトイレも整備されている。
自然がいっぱい、そこに人工の造形物が調和を図るように美しく存在する。

第二女夫岩橋のアーチ部分には、緑豊かなモミジが勢いよく伸びてきていた。これが秋だったら、どんな紅葉の姿を見せてくれるのだろうか。秋にもう一度、訪れたい、そんな気にさせるところだ。

参考文献:愛媛温故紀行(えひめ地域政策研究センター、アトラス出版)、八幡浜市誌
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