レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
プロフィール

まくり王

Author:まくり王
FC2ブログへようこそ!



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



訪問No.



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



内部がすごい「俵津隧道」(西予市)
俵津隧道は、西予市宇和町から明浜町へ行く途中の野福峠にある。
大正15年(1926)の完成だから、88年前のもので、主にコンクリート製の隧道だ。
新道が出来てからは、通行量は極端に少なくなり、長さ363・6メートルもあるのに、内部は真っ暗。不気味な雰囲気となっている。

 DSCF3330.jpg
どうですか。この坑口の雰囲気は?。

坑口の左右にある壁柱(ピラスター)の上部が、三つ鉾形になっている。専門家によると、この形は全国で5か所にしか確認されていない珍しいデザインという。そのうちの3つが南予にあり、残る2つは東海地方にあるそうだ。
さらに扁額が直接彫り込まれているのも特色。
近くの三瓶隧道と似たような前面だが、どこか雰囲気が違うのは、三瓶の石と煉瓦に比べ、俵津はコンクリート製で重厚感を欠く平板な印象になっているからではないだろうか。

 DSCF3337.jpg
この俵津隧道の大きな特徴は、坑口よりも内部構造にあるように思う。
以下の内部写真を見てもらえれば、わかるが内部は坑口前後の少しの部分しか覆工事が行われず、大部分は素掘り、一部に煉瓦巻きやコンクリートの吹きつけ、コンクリートブロック覆工が見られ、延長360メートル余のなかでさまざまな工法が採用されている。こんな内部構造を持つ隧道は、めったにない。
ひんやりとした坑内、光は車のライトだけが頼り、ごつごつと側面の石が張り出していたりして、あんまりゆっくりしたくない雰囲気にあふれている。

 DSCF3351.jpg
 DSCF3355.jpg
 DSCF3361.jpg

アーチの迫石はコンクリートで装飾されているが、その部分は歳月とともにはげ落ちつつあり、折角のデザインが台無しだ。
 DSCF3368.jpg
俵津隧道は、愛媛県内では「千賀居」、「三瓶」とともに土木学会の近代土木遺産のBランクに選定されている。

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 愛媛県情報へ
にほんブログ村

愛媛県 ブログランキングへ


スポンサーサイト


コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
→http://makuriou.blog.fc2.com/tb.php/120-0157c602
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)