レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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愛媛で唯一の方杖ラーメン橋「中ケ市橋」(久万高原町)
面河渓や石鎚スカイラインに向かう県道12号線の久万高原町若山(旧面河村)を走っていたら、珍しい形の橋に出会った。
これが、愛媛県下に現存する唯一の方杖(ほおづえ)ラーメン橋で、「中ケ市橋」という。
土木学会の近代土木遺産Cランクに指定されている、貴重な一品。

  DSCF3859.jpg
橋にはさまざまな構造形式分類がある。そのポピュラーなのがアーチ橋とか桁橋、トラス橋、吊り橋などだが、その分類のひとつに、ラーメン橋がある。ラーメンと言っても中華そばとは違う。ドイツ語で骨組みという意味。
ラーメン橋は、主桁と橋脚、橋台を剛結した橋で、耐震性に優れているという。さらに、橋脚部分の配置で、門型、V脚などに細分類され、橋脚を斜めに配したものを方杖ラーメン橋という。
谷が深く橋脚が建てられない場合などに採用され、美観にも優れている。

  DSCF3861.jpg
この面河川流域は、大雨が降ると橋が流され、そのたびに住民が苦しんだ歴史がある。
中ケ市橋の親柱はゴツゴツとした荒っぽい造りだ。これは、当時の中ケ市集落12戸の苦難の象徴のように見える。
長さ22・5メートル、幅員2・6メートルの鉄筋コンクリート橋で、この川筋で初めての永久橋だった。
昭和9年(1934)3月に、総工費1,100円、集落出役900人役で完成したが、「当時としては筆舌に絶する大工事であった」(面河村誌)。ちなみに、当時の米価は1升27銭だったというから、どれぐらいの工事費だったかは、計算に強い方は計算してみてください。

  DSCF3872.jpg
時に激しい豪雨に見舞われただろうが、80年もにわたって面河の川の流れを見続けてきた中ケ市橋。今は吹き抜ける秋風を受け、静かに渓谷の中にあった。

参考文献:「愛媛温故紀行」(えひめ地域政策研究センター、アトラス出版)、面河村誌
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