レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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珍しい迫持ちアーチ石橋。そのそばにコンクリートアーチ橋もあった。(伊方町)
自然石を少しずつ迫り出してアーチ状にした全国的にも珍しい石橋が、伊方町塩成(しおなし)=旧瀬戸町=にある。

要橋といい、今から143年前の明治4年(1871)に完成した貴重な石橋。
土木学会の近代土木遺産になっているし、町指定文化財でもある。

  DSCF4272.jpg
上の写真は、河床から迫持ち(せりもち)の状況を写したものだが、わかるだろうか。
三崎半島に多い緑泥片岩を使って、両側から迫り出し円弧状に積み上げ、上からの重さに耐える仕組みだ。
この石は、板状に割れる性質があり、迫持ちにはピッタリだが、やはり歳月とともにほころびも目立つ。

  DSCF4265.jpg
この橋がどこにあるかというと、写真中央ガードレール右横にある「伊方町消防団第8分団1部」倉庫と右の小屋との間の平らなところ。
今はコンクリートで舗装されているから、上からは確認できない。
そばに、河床に降りる階段が付いており、そこから橋を側面から観察できるというわけだ。

  DSCF4275.jpg
河床に降りて、迫り出し部分を色々撮影していたら、ふと予想外のモノがあるのに気がついた。
最初の写真にそれが写っている。写りが悪くてよくわからないかもしれないが、要橋の川の水が流れるところを追って見てください。そこに、なんとコンクリートのアーチ橋が隠れているではありませんか。

今度は素足になって、膝まで水につかって撮ったのが、下のカット。これが塩成橋だった。欄干にもアーチがデザインされている。
  DSCF4290.jpg
親柱には「塩成橋」とあるのだが、竣功年月の記載があるべきところにない。
しかし、何気なく親柱の右側面を見たら、そこに“昭和15年1月竣工”と刻まれたものが埋め込まれていた。右側面、つまり川側から、のぞきこまないと見えない。こんなタイプの親柱も珍しい。

  DSCF4285.jpg
  DSCF4310.jpg
塩成橋は、三机小学校通学路になっていて、「しらすパーク」や「瀬戸あいじゅ」に向かう道に、架かっている。橋の上からは、雑木が茂っていてアーチ口の見通しが悪い。やはり要橋の下から見るのがベスト。実にどっしりとした充腹アーチの塩成橋が誇らしげな姿を見せる。これも立派な近代化遺産だ。

所在地:伊方町塩成620。道の駅・瀬戸農業公園から堀切大橋手前を左折、塩成へ。
参考文献:愛媛県の近代化遺産(県教委)
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