レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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重文「豊島家」は保存修理工事中(松山市)
重要文化財で大庄屋の屋敷として知られる豊島家(としまけ)=松山市井門町=では、現在保存修理工事が進んでいる。
「井門(いど)の八棟(やつむね)造り」として、全国的にも知られる豊島家。

今回の“平成の大修理”は、主屋を主体に表門、長屋門、長屋などを対象に数年がかりの大規模のもの。
古い材料を残しながら、文化財専門の職人の手によって進む、工事の現場を見た。

  DSCF0385-001.jpg
今から250年余も前の宝暦8年(1758)の建築。
茅葺(かやぶき)の大きな屋根をいくつも重ねた独特の八棟造りの主屋には、今は修理のため屋根にシートがかけられている。

  DSCF0357.jpg
主屋では、茅の全面的な葺き替えが行われている。昭和54年(1979)の根本修理以来の大修理となる。
作業をしているのは、代々文化財級の茅葺屋根の茅葺に携わっているという専門職人。貴重な人材だ。
最近は、この分野での職人がめっきり減り、茅葺を維持するのが難しくなっている。

さらには、肝心の茅の入手も難しい。
今回の豊島家の場合、必要な茅の量は、5,000束にも及ぶ。長さ2・5メートルで、その一抱え分が1束だが、その量の多さ、想像できるだろうか。これだけの量を集めるのも一苦労。
この現場では、富士山のふもとの御殿場から確保したそうだ。

  DSCF0368.jpg
   (専門の道具と職人の技がプラスされ、一部はすでに、葺き替えが完了している。)

  DSCF0378.jpg
内部からは、茅葺屋根の仕組みが見えてくる。
  DSCF0374.jpg
   (葺き替えと並行して、主屋内部の床組の補修工事も行われている)
今回の保存修理は、雨漏りや木の部分・漆喰壁の破損が目立ちだしたため、平成25年11月から着手された。
26年度からは足場を築き、主屋の茅葺・本瓦葺の屋根の葺き替えに着手、来年の春ごろまでに葺き替えは完了予定。 
これだけに終わらず、27年度以降に表門や長屋門、長屋などの修理を行い、さらに主屋の建具などの補修もして、平成の修理を終える予定だ。 

  DSCF0369.jpg
  (シートがかけられているのが、長屋で、その右側にあるのが長屋門。ここも来年度に修理予定。)
文化財で古い部材の一つ一つが貴重なため、瓦にしてもひとつずつ番号を打ち、音で傷み具合を確認し、使えるものは残していく。保存修理工事は慎重に進めざるをえないため、時間もかかる。
修理完成後の八棟造りの雄姿をぜひとも見てみたい気持ちになった。

【豊島家住宅】
豊島家は代々、大庄屋として栄えた旧家。屋敷は3,000平方メートルあり、周囲に築地塀を巡らし、北西には壕を掘っている。主屋、表門、長屋、長屋門、米倉、衣装倉、中倉の計7棟が重要文化財。全国的にも八棟造りの代表的な建築物として知られる。ただし、同住宅は、原則非公開となっている。

※愛媛の主な庄屋屋敷(名前、住所、建築年、文化財指定区分、特徴)※
【豊島家】松山市井門町、宝暦8年(1758)、重文、八棟造り、中予で最も古い
【渡部家】松山市東方町、慶応2年(1866)、重文、瓦葺き屋根の上に茅葺の越屋根を持つ
【毛利家】宇和島市三間町、宝暦3年(1753)、市指定文化財、角屋屋敷、南予最古
【土居家】西予市野村町、文政10年(1827)、市指定文化財、四国最大級の茅葺

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