レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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今なら見える!“水没した橋”船戸川橋の造形美(西予市)
見たい見たいと、思い続けていた“幻の橋”を遂に見た。
いつもは鹿野川湖底に水没している船戸川橋だ。渇水期の今、その全容を現わしている。
平凡な橋ではなく、「日本で最も優美」と専門家に高く評価されるコンクリートのアーチ橋。
昭和5年(1930)の建造だから、85年前の作品だが、
その美しさは現代にも十分通用する。

 DSCF1447.jpg
ここは、西予市野村町坂石。今の船戸橋から、下を見ると、幻の橋が見える。
下写真は2014年5月22日の撮影。船戸川橋はどうにか高欄部分が水面から顔を出していた。
冬場の渇水期以外は、その美しいアーチ部分を水の中に隠している。

  DSCF2777.jpg  』

(↓下写真)これが今の船戸川橋の全体像。
流木などのゴミが鑑賞を妨げるが、開腹アーチの部分がギリシャ建築風の美を醸し出す。
林立する鉛直材に繊細な意匠、すごい手間暇かけた仕事をしているのがわかる。
「これは土木の意匠ではなく、建築の意匠だと思った」とは、日本大学の伊東孝・上席研究員の言葉。
また、専門的には「鉛直材の上部にRをとったアーケード状のデザインは、戦前の開腹アーチ橋の大きな特徴であり、旧船戸川は国内で最も優美なアーチ橋」と、土木学会の紅林章央氏は解説する。

 DSCF1474.jpg
 DSCF1479.jpg
アーチの中にアーチが。すごいデザイン。全て型枠で造り上げている。
橋長35・2メートル、幅員4・5メートル。昭和34年(1959)に鹿野川ダムの完成に伴って、水没、廃橋となった。
橋としては約30年の使用だったが、水没後の今も十分に頑丈だ。
 DSCF1507.jpg
アーチの形状から見て、橋脚部分まで相当土砂で埋まっているようだ。
土砂が無くなった姿を想像すると、いっそう美しいアーチ橋が見えてくる。

冬場は湖底の泥を取り除くため、通常より水位を下げるため、船戸川橋が浮上してくる。ダム管理事務所によると、今年は3月中旬まで、今の低水位を保つ予定。あくまで予定だから、見たい人は早めに行かれるといいだろう。また、今は、この船戸川橋のほかにも、水没していた橋が顔を出している。探してみませんか。

交通ガイド:大洲から国道197号で、旧肱川町を経由して旧野村町坂石、予子林を目指す。船戸橋で真下を見たら船戸川橋が見える。
参考文献:「愛媛の装飾橋梁」(伊東孝、JCE2006年5月号)
参考:当ブログ2014年5月29日「橋の下に橋がある光景」

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コメント
はじめまして
レトロ旅えひめ巡り様

初めてコメントさせていただきます。「じゅんのつぶやき」というブログを書いている「じゅん」と申します。私のページにご訪問の履歴がありましたので、早速、ブログを拝見させていただきました。

そして見つけましたのがこの記事です。懐かしい光景に、目が潤みました。私も2012年2月19日に、同じ風景をアップしたことを思い出しました。「郷里の冬はモノトーン」と題した以下の記事です。

http://2103center.blog112.fc2.com/blog-entry-1066.html

この橋の近くの小学校で、父が校長をしていたことがあって、父と共に訪れた時の記事です。なお、父はその後90歳で旅立ちました。

懐かしい光景を見せて頂きありがとうございました。愛媛の埋もれたような光景にスポットライトを浴びせて、記録に留めておく。貴重なブログだと思います。これからの、一層のご精進を祈念しております。

[2015/03/01 11:18] URL | じゅん #CjR4k1/2 [ 編集 ]

じゅん様
はじめまして。
ご訪問いただきありがとうございました。

雪の船戸川橋は、また一段と風情のある光景ですね。
この橋の造形美は、西条市の大宮橋とともに登録有形文化財の価値が十分にあります。

多くに方々にぜひ見て欲しい-そんな気持ちでいっぱいです。

また、よろしくお願いいたします。
[2015/03/01 22:46] URL | makuriou #- [ 編集 ]


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