レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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狛犬ではなく、“狛亀”が鎮座する神社。(伊予市双海町)
神社や寺院には、一対の狛犬を配置しているところが多い。
が、ここ伊予市双海町高岸の三島神社の拝殿前にいるのは、犬でも獅子でもなく「亀」。
この「狛亀」は、江戸時代後期に造られた由緒あるもの。
おそらく四国ではここだけの“珍品”。その姿をご覧ください。

  DSCF1975-001.jpg
拝殿前に左右一対で、鎮座している。どちらもすごい迫力のある姿。
狛犬と同様に阿吽一対になっている。
向かって左側の狛亀(下写真)は、「吽形(うんぎょう)」で口を閉じている。

  DSCF1977.jpg
向かって右側のものは、「阿形(あぎょう)」。これは口を開けている。

  DSCF1978.jpg
どちらも藻が尻尾のようになっていて、グーと持ち上がっている形体。
蓑亀のイメージを膨らませてデザインしたようだ。
台座にも波などを描く、丁寧な作品。

  DSCF1991.jpg
幾歳月も風雨に耐えてきたことが、見ただけでわかる時代ものだ。
基石には、「安政四丁巳年八月吉祥日」と刻まれている。安政4年とは、江戸後期の1857年。
158年も前の作品ながら、芸術的で、かつ今にも動き出しそうな迫力がある。

  DSCF1985.jpg
石工の名前も刻まれている。「尾之道石工 喜右衛門」
海の向こうの広島県から、来て造ったか、尾道で造って持ってきたのか。
伊予にはこれを彫れる人材がいなかったのだろうか。
地元の庄屋たちの名前も刻まれており、彼らが奉納したものだ。

  DSCF1998.jpg
屋根にも亀--。
この神社と亀の由来は、実にドラマチック。
「金の御幣を背にのせた亀が当地に泳いできて、渚を走って森の中に入った。元号が“神亀”と改元された年(724)の正月だった。これを見た住民が社を建てて祀った」(三島神社誌)
以来、この地域を亀の森というようになっている。
この神社の二重門(市指定文化財)も、素晴らしいし、神社から見る伊予灘も美しいが、長くなるので、日を改めて書いてみたい。
なお、狛亀は全国で30数か所にある。多いのは関東、九州、島根県。四国で確認されているのは今のところ、この伊予市の三島神社のみ。
所在地:伊予市双海町高岸1320(松山から:国道378号のふたみシーサイド公園を過ぎて、約1キロの山手にある。国道には神社前のバス停がある)

参考:亀松NET、「いーよ、ぐるっと88」(伊予市観光協会)

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