レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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<柳井訪問記 1>元周防銀行本店の洋館を見る。
ン十年前の学生時代のサークルの集まりで、山口県にいく機会があった。
ついでに現地の気になる建造物をスケッチした。

まず、山口県柳井市。
白壁の町並みは後日にして、まず魅せられたのがこの洋館、「元周防銀行本店」=現・町並みふれあい館=。
国の重要伝統的建造物群保存地区の入り口にあって、いやでも目につく。
明治40年(1907)の洋風建築として、銀行らしい重厚ないい雰囲気を出した作品だ。

  DSCF2443-001.jpg
素性もはっきりしている。設計したのは、佐藤節雄氏。明治期の銀行建築を数多く手がけた長野宇平治氏(日本建築士会初代会長)の高弟だった建築家。しっかりした基礎理論のもとに、当時としては本格的な洋風建築に仕上げている。

正面からのデザインも風格があると感心していたら、実はこの正面デザインにはミステリーが隠れていた。
それは、正面玄関の位置が今と完成時では違っていたというのだ。

今は左右対称のデザインで、落ち着いて見えるが、完成時は今より右側に入り口が設けられていた。
その証拠写真さえ残っている。
ひょっとしたら、大先生(?)の指示で、左右対称に改築したのだろうか。謎だ。
建物に明治の歴史秘話があるなんて楽しくなる。

  DSCF2434.jpg
もうひとつミステリーがある。
上の写真で山岡鉄舟の書の横に大きな金庫があるのがわかるだろうか。
なぜか金庫を隠すように、いろいろなモノが置いてあるので写真撮影が難しいのだが、そのアップ気味の写真が下。
金庫の扉が上下に2か所ある。上の扉は手の届かないような位置。
なんで2か所あるか、わかりますか。

  DSCF2433.jpg
係員に質問してみた。
答えは、「金庫の中に閉じ込められた時の、脱出用が上の扉」。当時は中から開けられない構造だったため、金庫内に、はしごか脚立のようなものがあって緊急時には上の扉から脱出する仕組みだったのでは、と説明された。
やはり明治ですね。

  DSCF2432.jpg
天井デザインとシャンデリア。いい仕事をしている。

  DSCF2436.jpg
当時そのままの階段。黒光りしてここも丁寧な仕事ぶりがわかる。

  DSCF2437.jpg
この建物は、木造2階建て延べ347平方メートル。
今は1階が「町並み資料館」、2階が柳井市出身で、歌手の松島詩子さんの記念館になっている。

松島さんは昭和2,30年代の流行歌手だが、活躍時から半世紀余もたっているから、ご存知の方がどれほどいるか。松島さんの舞台衣装、ポスター、写真、愛用のピアノなど遺品の数々が展示されている。

所在地:柳井市金屋。(JR柳井駅から徒歩10分)
開館時間:10:00ー17:00(入場無料)
休館日:月曜と木曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
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