レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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コンクリートでなく石組で造った「銚子ダム」(砥部町)
ダムと言えば、コンクリート製を連想するが、石で組み上げた珍しい工法のダムが砥部町にある。
ロックフィルという型式の「銚子ダム」。
松山から国道379号の万年トンネルを過ぎ約1キロのところに、入り口の案内看板がある。
道が狭いのが難点だが、約2・6キロ走れば到着。
付近は公園化されていて、トイレも完備、キャンプもできる。夏場訪れるのにピッタリの場所だ。

  DSCF2806.jpg
  DSCF2812.jpg
ダムの造り方は、その材料で3つに大別できる。
日本のダムで一番多いのは「土」、次いで「コンクリート」、そして大きく離れて「石」となる。
土を盛って造れば、アースダムという。愛媛で代表的なのは大久保山ダム(愛南町)や大谷池(伊予市、西条市)。
そして、石を主体に土を加えて造るダムをロックフィルダムと言う。
石だけでは水が漏れてしまう。だから、ダムの中心部を粘土で固め、これを遮水壁にしている。銚子ダムはこの型式で、厳密には「中央コア型ロックフィルダム」という。昭和52年(1977)完成した。

  DSCF2813.jpg
大水が堤体を越えると意外にもろいのがこの型式。だから堤体の右か左に「洪水吐き(こうずいばき)」を設けている。
これはコンクリート製で、水がスムーズに越境するように造られている。
越えた水は、コンクリート水路を通って行くのだが、この水路を追跡すると面白い。実はこの水路、ぷっつりと切れている。コンクリートが切れて、そのあとは岩盤の斜面。つまり、水路から出た水は滝のように岩盤を下り落ちる。この光景は、台風時期しか見れない、珍しいシーンとなる。

  DSCF2818.jpg
このダムが珍しい点は、堤体(高さ47・2メートル)に階段が付いていること。
堤にはガードレールが設置してあるから、階段を下りるのはダメなのかも。それに、かなりの段数だから降りるのはともかく、再び、上って来るのは大変な運動だ。下に見える光景が、下写真。小さな砂防ダムなんかがあるようだ。

  DSCF2824-001.jpg
愛媛にあるロックフィルダムのうち、一番堤高があるのがこの銚子ダム、他には東蓮寺ダム(宇和島市)、横谷調整池(東温市)がこの型式だ。
ダムを中心に「銚子ダム公園」が広がっている。キャンプ場、運動広場、あずまや、トイレ、共同洗い場、駐車場などが整備されている。無料。それに、ダム湖は釣り禁止になっていないようだから、バス釣りも楽しめる。
一面緑だらけ。鳥のさえずりだけが聞こえる。静かな別天地。

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