レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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陶器で出来た狛犬(伊予市・水之明神社)
伊予市三秋の水之明神社(みずのみょうじんじゃ)に、愛媛では珍しい陶器製の狛犬がある。
本殿の両脇に一対あって、境内を守る。
一見したら、陶器と分からないのだが、欠けた耳の部分をみたら、「あっ! 陶器だ」と。
いったい、だれがいつごろ造って奉納したのだろうか。

  DSCF2959-001.jpg
(本殿に向かって左側にあるのが、「吽形(うんぎょう)」で、口を閉めている。角らしきものもある。)

  DSCF2960.jpg
(右側にあるのは大きく口を開けた「阿形(あぎょう)」の獅子。一対で阿吽の呼吸-。)

  DSCF2962-002.jpg
どういうわけか、どちらも左耳が欠けているのが残念。

下の方からどんどん苔むしていく感じで、色もわかりにくいが、黒みがかった茶褐色。
造りはやや粗雑に思える。形状は「玉取りの狛犬」というスタイルだが、玉が丸くなっていない。
顔の表情もイマイチ。また、吽形は、開いていた口を無理やり閉めさせて、焼き上げたよう。
だが、尻尾の造形は見事で面白い。

  DSCF2970-001.jpg
(拝殿前には、石造の狛犬一対があるが、拝殿から続く小さな本殿の両脇に陶器製の狛犬がいる)
陶器の狛犬は、台座別で高さ58センチだ。残念ながら刻字など不明。、

これは、いつ頃に造られたものか?。
宮司にズバリ質問してみたが、この狛犬の由来については、記録がないそうだ。
想像の域を出ないが、宮司は「この神社は元は明神山の中腹にあったが、明治43年(1910)に現在地に社殿を移した。その時に山から持って降りた可能性がある。地元の陶工が窯で焼いたものではないか」と、推理する。
確かに、造りからしてかなり昔のモノのように思える。どんな人が造ったのだろう。
伊予市には、江山焼、市場焼、三島焼などの焼き物があった。これらの陶工が造った可能性は?。
一対の狛犬に歴史のロマンが広がる感じだ。

全国的に見ると、陶器製の狛犬は、やはり窯業の地に多い。特に瀬戸、美濃、備前、伊万里のモノが全国に広がっている。
なかでも備前焼の狛犬は120対ほど確認されている。愛媛では数が少ないと思う。それでも代表的なモノは、松山の東野焼の狛犬一対で、小型(高さ26センチ)ながら、松山市指定文化財になっている。また、砥部焼伝統産業会館には、嘉永年間の作で天神社(伊予市上原町)に奉納されていた砥部焼陶製の狛犬一対(台座込みで高さ1メートル45センチ)が展示されている(町指定有形文化財)。他に愛媛で陶器製の狛犬をご存知の方があれば、ご教示ください。

  DSCF2952.jpg
水之明神社の所在地:伊予市三秋391。この神社は水の神として、渇水期には村人がここで雨乞いをしていた。拝殿・本殿は平成10年に改築された。

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