レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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菊間には瓦で造った狛犬がいる。その1(荒神社)
陶器で出来た狛犬が伊予市の神社にいるのを先月披露したが、「瓦の町」の菊間町には、瓦製の狛犬がいた。
いぶし銀の堂々たる狛犬。これは荒神社に奉献されたもの。口を閉めている吽(うん)形だ。

口を開けた阿形はどこに?。なんと、相棒の阿形は、平成12年の芸予地震(菊間は5強の震度)で、崩れて破壊されてしまった。
これを機に、残った吽形は、菊間の「かわら館」の展示室へ移設されたのだ。
室内では、どうも窮屈そうで、イマイチ元気がないように見える。

  DSCF3396.jpg

  DSCF3393.jpg
元々は、荒神社(こうじんじゃ)=今治市菊間町浜船ヶ浦=の拝殿前に鎮座していた。
台座も高く、ざっと3メートル級。神社の守りとしては迫力十分の姿だったろう。

  DSCF3397.jpg
製作されたのは、昭和21年1月。“鬼師”で、現代の名工にも選ばれた光野貫一郎さんの叔父、光野亀太郎さんが造った。
加茂神社の瓦製の神馬(現在は頭部のみ残存)を造った人だけにさすが、見事な出来栄え。均整のとれた体躯、瓦製なのに動き出さんばかりの迫力がある。

  DSCF3360.jpg
荒神社は、「火の神」「かまどの神」といわれ、火にかかわる人たちの守り神。瓦産業の菊間の人々の信仰を集めている。
拝殿の手前、左右の盛り上がったような場所に以前は一対の狛犬がいたのだ。

“室内狛犬”では、ちょっと納得できない人に向けて、近日中に菊間の別の神社に鎮座する瓦製狛犬を紹介する予定。また、荒神社には、もっとびっくりの瓦製のものがある--。これも近日公開予定。

  DSCF3339.jpg
荒神社への交通ガイド:松山からなら国道196号で、左手の海側に見える「菊銀」の大きな看板が目印。その看板の手前約10メートルの山側に車1台分の山道がある。その道を1分程歩くと、線路わきに荒神社の鳥居が見えてくる。神社へは、踏切のない線路をまたいで行く。すぐ近くに石転山トンネルがあり、その向こうが菊間駅。特急が音もなく、神社前を突っ切るから、神社に行かれる方は、くれぐれも左右確認を怠りなく。

なお、瓦製狛犬は、瓦の産地周辺にあると見られ、なかでも三州瓦の産地に近い愛知県西尾市には元禄14年(1701)の刻文がある50センチ級の一対のものがあり、同市の文化財に指定されている。

【かわら館(今治市菊間町浜3067)】午前9時-午後5時、月曜休館、観覧料大人200円


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