レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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登録文化財の豪農「河内家」住宅を見た。(内子)
内子町五百木の国道56号、そばを流れる中山川の向こう側に大きな屋根が見える。
通るたびに気になっていたが、車の流れに乗ってついつい通り過ぎてしまっていた。
内子の資料を見ていたら、この建物は登録有形文化財になっている屋敷だとわかった。

そうなると、見に行かねばなるまい。今度こそ国道から外れて、橋を渡り、川の向こう側へ車を向けた。
すぐに見えてきた。これが、大きな屋根の“正体”だ。

  DSCF4158.jpg
  DSCF4145.jpg
この地方の豪農、河内(こうち)家の住宅主屋だ。

2011年5月の「IRC」(いよぎん地域経済研究センター)の「愛媛の登録有形文化財」(岡田栄司氏)によると、
「河内家は江戸時代末期に大阪から移住し、現在の大洲市新谷に本家を構え、地主農家として生計を立てていた。明治初期には油の売買と木蝋の生産・輸出で財を築き、河内正行が内子五百木にあった江戸時代後期に建築されたと推定される高橋家の庄屋屋敷を購入して移住し、現在の主屋等を建築したと伝えられる。その後、数回の増改築を経て現在に至っている」
という。

  DSCF4142.jpg
いまある主屋は、明治27年(1894)の建築。木造つし2階建て入母屋造り桟瓦葺き。

  DSCF4129.jpg
主屋中央部には、出格子を構え、また武家屋敷にみられる式台もある。式台とは、玄関先に設けた板敷きの部分で、身分の高い人の公式の出入り口で、一般の農家にはないものといわれる。
非公開ながら、内部の座敷が優れているといわれ、文化財リストによると、「近代の大規模な農家建築で、上質な座敷を残す」と評価されている。

  DSCF4137.jpg
単なる井戸と思いきや、これも立派な登録有形文化財。
主屋の南側にある。花崗岩を井桁に組み枠石とし、周囲には大きめの青石を敷いて洗い場としている。
さらにその四方に方柱を立て、切り妻桟瓦葺きの屋根を設けている。
明治期の生活の一端がうかがえると評価されている施設である。

  DSCF4138.jpg
もうひとつ登録文化財になっているのが、この土蔵。(ちょっと写真写りが悪いのだが、)。
木造2階建て。2階は1室で、1階は3室にわかれ、中央が板の間でその左右は土間という構造になっている。土蔵は、豪農の屋敷を構成する一要素となっている。河内家は、主屋、井戸、土蔵の3件が登録有形文化財、明治期の豪農の生活ぶりを今にうかがわせる数々である。

  DSCF4153.jpg
所在地:内子町五百木123-1
国道56号を松山から南予へ向かう。内子「道の駅からり」の手前1キロのここが、河内家へ向かう交差点。バス停「岡町口」のあるところ。中山川方面へ左折すると、すぐに河内家の建物が見えてくる。

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