レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
プロフィール

まくり王

Author:まくり王
FC2ブログへようこそ!



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



訪問No.



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

愛媛で最古の三間社流造の本殿(東温市・三島神社)
東温市則之内の国道11号線から、10メートルほど脇道に入ったところ。
こんな身近なところに、国指定、県指定、市指定の3つの文化財を持つ由緒ある神社がひっそりと佇んでいるのをご存じだろうか。
三島神社という。同名の神社は県下に100以上もあるから、「旧川内町」の三島神社と言えばいいだろうか。
観光地化していないこの神社は、不気味なほど静か。
国の重要文化財に指定されている「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」の美しいフォルムを持つ本殿を、ゆっくり見てみませんか。

  DSCF0008.jpg
横から見ると、ひらがなの「へ」の字のような屋根が流造で、神社の本殿形式では全国的に最も多いタイプ。
反った屋根が前面に長く伸び、その曲線が美しい。
三間社というのは、正面に柱が4本あり、柱と柱の間が3間あるから三間の社という。他には、柱が2本の「一間社」や柱6本の「五間社」というのもある。
この三島神社は、三間社流造、銅板葺きで、14世紀中期の室町時代前期の建築と推定され、三間社流造では県下最古の建築といわれる。

  DSCF0011.jpg
  DSCF0010-002.jpg
正面には、柱が4本あり、屋根の形状と合わせて、三間社流造とわかるだろう。
また、他の柱が円柱なのに、この柱は角柱。これがこの建築の特徴でもある。

  DSCF0023.jpg
屋根の妻飾りとなっているのが、懸魚(げぎょ)という火除けのまじない。なぜ懸魚というか-、木造の建物を火災から守るため、水に縁のある魚の形をした飾りを置いたというのだが、多くの懸魚はあまり魚に見えない。事実、これは形状から「蕪(かぶら)懸魚」といい、野菜のカブの形をしているようだ。当初は魚だったものが、だんだん植物などに変化して行ったが、懸魚という名前だけはそのまま残ったということか。
専門的には破風の下の拝みのところにあるのを、「拝(おがみ)懸魚」、破風の中ごろの桁の端にあるのを「降(くだり)懸魚」という。懸魚には、棟木の切り口を隠す役割を持っている。

*長くなったので、県指定と市指定の文化財については、次回。

所在地:東温市則之内乙。(松山から国道11号の川内インター口を過ぎて約800メートル。右側に見える。)

参考文献:「東温市の文化財」(市教育委員会)

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 愛媛県情報へ
にほんブログ村

愛媛県 ブログランキングへ
スポンサーサイト


コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
→http://makuriou.blog.fc2.com/tb.php/216-189a60d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。