レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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“丹下建築”の宝庫・今治
20世紀を代表する世界的な建築家、丹下健三。
父の故郷が今治だった関係で、彼も小・中学校の多感な時期を今治市で過ごした。
ここ今治には、初期“丹下モダニズム建築の宝庫”といわれるほど、数多くの丹下建築が今も残っている。
丹下が、今治を深く愛していたことの証左でもあろう。
生誕100周年のことし、その生誕日の9月4日(水)に「丹下健三と今治」のシンポジウムもここで開かれる。
丹下の残した“作品”を改めて見てみよう。
 DSCF0442.jpg
①今治市公会堂。昭和33年(1958)完成。丹下45歳時の作品。側面をギザギザの形状にした折板構造が印象的。壁自体にリズミカルな面白さがある。
 DSCF0444.jpg
②今治市庁舎。昭和33年(1958)完成。丹下45歳時の作品。立体感のあるファサードの構成がいい。右側に写っているのが平成6年(1994)完成の市庁舎別館。これも丹下の作品。
 DSCF0455.jpg
③旧今治信用金庫本店(現愛媛信用金庫今治支店)。昭和35年(1960)完成。丹下47歳時の作品。格子状の外観、まるで浮いているような大きな屋根が目を引く。常盤町4-1-15。
 DSCF0447.jpg
④今治市民会館。昭和40年(1965)完成。丹下52歳時の作品。大きなひさしは、3階の和室を広場の視線から隠す役割を持つとともに、近代建築と、伝統的な和風建築との融合を図っている。広場を挟んで市庁舎、公会堂、市民会館の丹下作品が並んでいる。
 DSCF0385.jpg
⑤旧今治信用金庫常盤町支店(現愛媛信用金庫常盤町支店)。昭和42年(1967)完成。丹下54歳時の作品。コンパクトな建物。愛媛信金になってから、青のカラーに。完成当初はシックな雰囲気だったという。常盤町6-6-8。
 DSCF0441.jpg
⑥今治地域地場産業振興センター。昭和59年(1984)完成。旭町2-3-5。
        DSCF0461.jpg
 今治シンポジウム「丹下健三と今治」は、瀬戸内国際芸術祭2013丹下健三生誕100周年プロジェクトの一環として開かれる。9月4日(水)19:00-21:00(開場18:30)、今治市公会堂(今治市別宮町1-4-1)で。定員1,000人。入場無料(先着順)。公会堂前駐車場は有料。
 パネリストは、磯崎新(建築家)、富永譲(同)、豊川斎赫(建築史家)、神八達成(元今治市建設部長)の4氏。丹下と瀬戸内のかかわりの出発点となった今治において、今治と丹下建築や、これからの街づくりについて考える。問い合わせは、今治市教育委員会文化振興課・電話0898-36-1608。

<丹下アラカルト>
・丹下健三(大正2年1913-平成17年2005)。大阪府堺市生まれ、父親が今治市出身で、住友銀行に勤務。父の転勤で中国・漢口、上海へ。7歳の時、一家で今治に帰郷。中学卒業まで今治で過ごした。
・17歳で広島高等学校理科甲類に入学。2浪して、22歳で東京帝国大学工学部建築科に入学した。33歳で同大学大学院修了、助教授に就任し、「丹下研究室」が誕生した。

・その後は、広島ピースセンターコンペで1等入選を皮切りに、64年の東京オリンピックの国立屋内総合競技場(現国立代々木競技場)、70年の日本万国博覧会でお祭り広場を手掛け、好評を博した。活動は日本だけにとどまらず、世界31カ国で330以上の建築や都市を設計した。また、多くの人材を育てたことでも知られ、彼の元から、槇文彦、黒川紀章、磯崎新、谷口吉生、浅田孝ら多数が活躍している。

・受賞歴は国内外で数知れず。愛媛県関係では54年に、愛媛県民館で日本建築学会作品賞を受賞している。文化勲章受章。今治市名誉市民。

・20世紀の日本を代表する建築家はだれか。雑誌「日経アーキテクチュア」の読者アンケート(2005年)によると、1位丹下健三、2位安藤忠雄、3位槇文彦、4位村野藤吾、5位谷口吉生の順。丹下と安藤との差は、わずか。丹下には、50歳代以上の人に支持者が多く、それ以下の人は安藤支持が多い。

・松山では、昭和60年(1985)愛媛県民文化会館が丹下の作品。

・平成17年(2005)3月22日、心不全のため死去。91歳だった。
(文中敬称略)
参考文献:「丹下健三 時代を映した“多面体の巨人”」日経アーキテクチュア、「丹下健三を知っていますか?」マガジンハウス
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