レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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愛媛最古のレトロなアーチ橋「千野々橋」(西条)
石鎚登山ロープウエーに向かって、西条市の県道12号線を走っていたら、いやでも目立つ赤い橋があった。
加茂川上流に架かる「千野々橋(ちののはし)」。この橋も長浜と同じように赤いから通称“赤橋”という。

とてもレトロな雰囲気を醸し出している。昔、どこかでよく見たような気のする橋。
大正14年(1925)5月の完成で、今年88歳の米寿を迎えた。
形状からボウストリングトラス橋といい、このタイプでは、県下最古の、文化財級の貴重な橋なのである。
DSCF1118.jpg
ボウストリングトラス橋といわれても意味不明の人も多いはず。
そこで解説を。

この橋を横から見たら、弓の形に見えるでしょう。
だからボウ=弓、ストリング=弦、弓弦の形をしたトラス橋という意味。
では、トラス橋とは?。三角形の持つ独特の性質を利用した橋のこと。
弓のような形といえば、アーチ橋というのがあるが、アーチはアーチ構造を使って荷重を支える。トラスは三角形の構造で強度を保つ違いがある。
ボウストリングトラスは、明治、大正期に流行った古い形式。端部の強度に難がある欠点があり、現在ではほとんど採用されていない。
DSCF1120.jpg
大正14年5月完成と刻まれている。千野々橋の架かっている場所には、以前吊り橋があった。(西条市観光協会のHPによると、千野々橋右岸の榎の大木に今も、吊り橋の縄目の跡が残されている)。

千野々橋は、かつては石鎚登山のルートにもなって通行量が多かったのだが、新しくバイパスが出来てからは、旧道になり、すっかり通行量は減った。今では「石鎚ふれあいの里」へ行く人が主に利用する橋となっている。
住友重機械工業の製作。昭和44年と55年の2回、補修され、88年経った今も現役で頑張っている。
ぜひ、橋を見て、ねぎらいの言葉をー。

余談ながら、この橋と、そこから数百メートル奥にある住友共電大保木(おおふき)発電所との関係に触れておこうと思う。それは千野々橋がなぜできたかと、密接に絡むことでもあるからだ。発電所を造るために鉄橋に付け替えたのか、それとも発電所は橋を使わず単独で川向うに造ったのか--?。この答えについては、2説があり、長くなりそうなので、次回掲載としたい。

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