レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
プロフィール

まくり王

Author:まくり王
FC2ブログへようこそ!



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



訪問No.



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

松山の代表的な看板建築「森家」住宅
見事な緑青の壁面を持つ商家が、松山市に残っている。
三津の森家住宅。
これが、関東大震災後に商店に用いられたいわゆる看板建築という様式の建物。
昔はかなりあったというが、銅板を使った看板建築で今も残るのは、松山ではもうここだけではないか。
国の登録有形文化財にもなっている。ぜひ見ておいてほしい建物だ。
  DSCF1529.jpg
森家は天保年間に中島から三津に移り住み、萬問屋(よろずとんや)、精米・精麦業を営んできた。
現存する住宅は、昭和4年(1929)5月の上棟。
商家なのだが、萬問屋は商談接待による商売だから、小売店と違ってモノを販売するスペースはない。
また、森家は代々、句会を自宅で開くなど、文化人の側面ももっている。
このため、家には商売と、俳句の客が出入りすることを考慮して、座敷、階段などが配置されている。

  DSCF1521.jpg
細かなところにも、細工が施され、職人の心意気が伺える。

なんといっても建物の2階の壁面に銅板を張っているのが、最大の特色。防火建築となっているのだ。これは、関東大震災(大正12年、1923年)後に、東京を中心に盛んに建てられ、前面を銅板やモルタル、タイルで装飾したいわゆる看板建築といわれるジャンルの建物だ。
商いで東京に行くことの多かった森家の当時の当主は、東京でそのような防火建築に触れ、その様式を松山に持ってきたのではないかと思う。
ちなみに、銅のサビ・緑青はいったん表面を覆うとそれ以上はほとんど進行せず、水などを遮る膜となって劣化を抑える。銅の色は、赤銅色→褐色→暗褐色→黒褐色→緑青の順で変化すると言われ、緑青になるまでには10-15年かかる。森家のような緑青は年代が経っていることの証明になる。

      DSCF1525.jpg
住家の奥には、天保5年築造の小さな庭があり、ここに「連理の木」と名付けられた珍しい木がある。2本の枝が途中でくっつき、丸い空間が出来ている。縁結びの神秘的なパワースポットとしてPRされている。
また、2階は三津浜資料館となっている。

森家住宅は今、「鯛や」という鯛めし専門の料理屋。メニューは鯛飯のみ2,100円、1日30食限定。要予約。11:30から15:00まで。定休は火曜・水曜(祝日は除く)。正月は2―4日休業。5日から通常営業。
電話:089-951-1061
住所:松山市三津1丁目3-21

参考文献:「愛媛県の近代化遺産」(県教委)、「三津の古建築ものがたり」(池田由美、愛媛新聞サービスセンター)
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 愛媛県情報へ
にほんブログ村

愛媛県 ブログランキングへ
スポンサーサイト


コメント
No title
年賀状で知り、覗きに来ました。
私も森家で食事を楽しんだことがあります。

今年もよろしくお願いします。
[2014/01/01 08:52] URL | 村上 #/2CD/BNk [ 編集 ]

謹賀新年
明けましておめでとうございます。
愚息たちが帰省しましたので、久しぶりに賑やかです。
今年も宜しくお願い致します。
[2014/01/01 22:45] URL | nori #iAqHXQpI [ 編集 ]

愚息です。
賑やかでなにより。
今年もよろしく。
[2014/01/31 12:37] URL | 愚息 #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
→http://makuriou.blog.fc2.com/tb.php/70-75b8609f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。