レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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解体進む、クラボウ北条工場
クラボウ北条工場の解体作業が着々と進んでいる。
正面の事務所や寄宿舎などは既に跡かたもなくなった。
今は、織機室、精紡室などのメーン工場部の解体が進行中で、日ごとに姿を消しつつある。

↓今年の光景 (2014年1月29日撮影)
DSCF1832.jpg

↓昨年の光景 (2013年8月27日撮影)
DSCF0463.jpg
(2枚の写真を比較すると、三州碧南産の赤みがかった洋瓦屋根の事務所、さらに戦前からあってシンボルとなっていた大きな貯水塔が、跡かたもなく無くなっているのがわかる。また、これまで外からは見えなかった工場の屋根の形は、外壁を取り除いたために、ノコギリ状になっていたことが、はっきり確認できる。)

敷地は3万坪、坊っちゃん球場4個分以上の地に、工場が出来たのは、今から76年前の昭和13年(1938)10月のこと。倉敷紡績の当時の大原孫三郎社長(後に大原美術館を造った人物)が「工場らしくない工場」「敷地内に生産設備と福利厚生施設を調和させる」などをコンセプトに造った。だから、昨年写した写真でもわかるとおり、工場はノコギリ屋根なのだが、それは外からは全く見えないし、電線は地下に埋設され、工場に入ると、碧南産の瓦がとても美しく見える。

ピーク時には2,000人以上の従業員がいた。その大部分は愛媛県人で、若い人のあこがれの職場でもあった。敷地内に女子寄宿舎が7棟もあり、500人以上がココで青春時代を送っていた。
訪問した日にも、昔ここで働いていたというお年寄りが解体中の工場をお訪れ、思い出話をしながら消えゆく勤務先の姿を見守っていた。
 DSCF1830.jpg
  (正門には今も“北条工場”の銘板が埋め込まれているが、これはどうなるのだろうか)

クラボウは昨年、国内生産設備の集約化のため、北条工場の閉鎖を決定。6月末で閉鎖となり、工場内のすべての施設を解体撤去することになっている。
昨年11月ごろから解体工事に着手。工期の予定は今年4月30日までとなっている。
東側は既に広い更地になり、海側の生産施設のあったエリアが今、解体の真っ最中といったところ。これまで外から見えなかったノコギリ屋根のかたちを見ることができる。

  DSCF1841.jpg
   (講堂や寄宿舎などがあった東側は、すっかり更地になっていた)
この解体工事を請け負っているのは、藤木工務店高松支店。76年前にこの工場を建てたのも、同社だった。奇妙なめぐり合わせだ。
なお、跡地はメガソーラー発電所になることが、2月4日発表された。

<クラボウ北条工場の歩みなどについては、当ブログ昨年9月6日付をご参照ください>

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