レトロ旅えひめ巡り
愛媛県のノスタルジーを求めての旅ガイド。近代化遺産の建造物や農漁村の原風景、いつかどこかで見た光景を紹介していきます。古いえひめを一緒に探してみませんか。
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屋根付き橋・かわべ浪漫八橋 4、三嶋橋
4、入母屋づくりの屋根が特徴<三嶋橋

大洲市河辺町三嶋にある三嶋橋。三嶋神社の参道にあたり、その信仰心をあらわすために屋根を付け、さらにその屋根も切り妻ではなく入母屋にしたのは、神社に対する尊敬の念からという。
大正12年(1923)の架設で、木造の方杖橋は古めかしく、山里に見事にマッチした風情である。
   DSCF2580.jpg

参道と言っても、三嶋神社の姿はどこにも見えない。聞いてみると、2キロも先だそうだ。橋の向こうには、神社のみならず、人家の多い中居地区にも通じていた関係で、昔は通行量の多い道だったという。
今は、やや離れたところに三嶋神社に向かう新たな橋や道が整備され、三嶋橋を通る人は少なくなっている。
  DSCF2581.jpg
「三嶋神社の参道だったため、この橋に馬は通さなかった」と、地元の古老がいう。それほど、神社信仰の対象にもなっていた橋だ。
長さ14・8メートル、幅は2・8メートルあり、“集会所のような使われ方もした”と、「愛媛県の近代化遺産」(県教委)にも紹介されている。
  DSCF2586.jpg
橋の部材が、さまざまに使い分けられているのも大きな特色。四隅の柱には、クリを使い、それ以外はスギ。垂木はマツを使っている。
驚くのは、橋の床面材を川上、川下で使い分けていること。つまり、雨にぬれて、木が傷みやすい川下側はクリ材を使い、川上側はスギ、マツ材を使っている。さらには、床面に緩やかな水勾配をつけ、また橋の側面には雨除けの板を付けて、少しでも雨から橋を守ろうと細かな配慮がなされている。
  DSCF2584.jpg
方杖の木もがっしりしたものを選んでいる。
ただ、三嶋橋で残念なのは、屋根がスギ皮葺きからトタン葺きに変わってしまったこと。もしスギ皮葺きなら、もっと風情がプラスされたのではないだろうか。

参考文献:新刊河辺村誌、「日本の屋根付橋 四国奥伊予」(出田肇、地域環境研究所)、全国屋根付き橋巡りホームページ、「愛媛県の近代化遺産」(愛媛県教委)
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